1.はじめに
令和元年度より新試験制度に変更されて実施されましたので、まずは、試験問題を見てください。過去問題は、下記、日本技術士会のホームページで公開されています。
自分の受験する部門、選択科目を確認してください。これによって、部門、選択科目が合っていることを確認します。場合によっては、選択科目違いということもあり得ます。
2.受験参考書を購入する前に
上記1の令和元年度の問題について、答案を作成してみましょう。
この作業を通じて、感じて欲しいのは、次の2つです。
(1)答案の作成方法(どんなイメージの物なのか、成果物のイメージ)
(2)技術部門、選択科目に必要なキーワードの理解度や把握不足
3.キーワード学習を優先しないこと(アウトプットを優先にする)
設問は、複数の問題から1問を選択して解答するので、全てのキーワードを理解しようとは思わない(優先しない)ことです。
つまり、複数の問題から、こういう分野では、こういうキーワードの再確認が必要だということを理解して、その中で、自分の解答できる範囲は、この分野だということを決めてしまうことです。このことによって、大きな山掛けはできると思いますし、範囲を小さくすることができると思います。
また、キーワードを知っていても、設問で問われている事項に対して適切に、答案を記載できないということもあります。
4.アウトプットを優先にするとは?
過去問を見ていると、設問のスタイルに共通性があることがわかってくると思います。
よって、設問の中で使われているキーワードを変えれば、自分で問題が作れることになります。
キーワードには関連キーワードがあったり、比較対象となる物もあるので、アウトプットする上では、バリエーションを広げることにできるようになります。
こういったアウトプットを優先することによって、不足していると感じるキーワードを補うようにしていけばいいと思います。
5.現実問題てとして、自己学習ではやり方がわからない場合。
同じ会社の技術士の方や有料/無料の受験講座などにアクションをしてみるのも有効です。 受験参考書よりもより具体的なアドバイスが得られるかもしれません。
但し、注意したいとのは、令和元年度から新試験制度に変わっていますので、このことを理解しているということが、相談する側、受ける側も基本です。
また、多少の出費も学習効果を高めるためには有効です。具体的には、有料の受験講座、論文添削講座を受けてみることも、有益な情報を得られると思います。
(作成:2019年8月9日)