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【ノウハウ】令和3年度 第二次試験 受験申込書作成上の注意点

2021年4月1日に、日本技術士会のホームページに「令和3年度 第二次試験 受験申込書様式等」が公開されました。

令和3年度 第二次試験 受験申込書様式等|公益社団法人 日本技術士会 (engineer.or.jp)

 

1.昨年度からの変更点【下記2点です。】

(1)申込書様式
 ホームページに掲載する受験申込書のダウンロード版をPDF形式からExcel形式に変更します。昨年度まで提供していたPDFファイルは使用できません。
(2)実務経験証明書の押印
 実務経験証明書への押印を廃止し、代わりに証明者が電話番号とメールアドレスを記入することをもって証明を受けたものとします。

 

 2.申込書作成時のノウハウ(そんなノウハウでもないが)

(1)業務内容の詳細(720文字)

・入力した文字数が自動的にカウントされて、720文字以内であるかチェックされています。

・入力文字のフォント変更、下線追加など文字装飾はできません。

・改行は、「Alt」キー+「Enter」キーの同時入力でできます。どのように、改行されているかは、PDF化して確認必要です。

 ・エラーメッセージが表示されている状態では、PDF化できないので、エラーを修正する必要があります。

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・詳細内容の文字数が「720文字以内」を超えた場合は、エラーメッセージが表示されます。

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・エラーメッセージが表示されている状態では、PDF化できないので、エラーを修正する必要があります。

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(2)実務経歴証明書

 ①業務経歴の証明は必ず証明者が入力

 会社組織によっては、証明書請求を専用ワークフロー回覧、メール添付などで運用されていると思います。しかし、文書課(仮名)とか係の人が代行しているケースが殆どだと思われます。注意が必要です。

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※尚、日本技術士会の人は、業務に対して忠実です。疑問点などあったら、確認の電話がかかってくることも多くあります。私自身が経験している事例として、技術士登録の際に、証明者として適切な人ですか? といった内容を電話で確認されたことがありました。 

  

②実際の作成手順(MS-Excelのマクロ)

 ②-1.入力フォーマット 

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 ②-2.入力後にPDF化した出力イメージ 

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3.その他(参考)

(1)半角英数字でも1文字にカウントされます。

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(2)全角漢字は、1文字にカウントされます。

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(3)表現の工夫

 表現の工夫として、改行を入れることによって、1行空けることによって見易くしたりできます。

※枠内に余裕があるので、こちらの方がいいと思います。

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注意点:調子にのって、改行し過ぎて指定の20行以内を超過した場合は、エラーメッセージが出るようになっています。

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(4)「以上」で締めくくることのメリット

 論文の最後に「以上」を入れる/入れないは、各種試験ごとに傾向があるようですが、入れるメリットとして、最終行まで表示してPDF化して印刷されたことが解り易く確認できます。

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(作成:2021年4月3日、最終更新日:2021年4月4日)