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【総監】択一問題 H30→R1出題傾向の変化

【総監】択一問題 H30→R1出題傾向の変化があったのだろうか?

 

1.はじめに

 出題の比率で変化を表現してみたが、これだけでは難易度はよく解らないだろう。

昨年度より難しくなった、易しくなったというような判定も難しい。

「総監キーワード集2019」が昨年11月に発表されて、従来の「青本」にはないキーワードが多数出題されている。また、設問の中には、キーワード集の章に複数挙げられているキーワードについて、1つについて、適切か、不適切かではなくて、複数のキーワードを挙げて、どれが適切か、不適切かということが問われている設問が多い。この為、複数のキーワード間の関連性を含めた学習方法が必要と考える。

これらの学習方法に対応した参考書は、未だ発売されていないので、自分でキーワードを調べて、その理解を深める必要がある。

 

2.H30→R1出題傾向

・「最も適切なもの」を選ぶ問題が-10.0%で減った。この減った分の10.0%がそのまま「最も不適なもの」を選ぶ問題となった。

 

一方で、設問が難しいと思われる下記2つの設問スタイルは、合計で-5.0%減ったことになる。

・設問で正しい数を解答する問題は、出題されなかった(-2.5%で減った)。

・計算問題等(ロジック穴埋めも含む)は、-2.5%で減った。

上記2つの5%分が「組み合わせで、最も適切なもの」を選ぶ問題に配分変更された。

 

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 (作成:2019年7月28日)