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【R2総監】択一式問題の設問形式とキーワード集からの出題率

【R2総監】択一式問題の設問形式とキーワード集からの出題率


1.設問形式
・「最も適切なもの」(他の選択肢は間違い)を選ぶ問題 →20問(50%)
・「最も不適切なもの(最もそぐわないもの)」(他の選択肢は正しい)を選ぶ問題 →16問(40%)
・計算問題 →4問(10%)


2.総合技術監理 キーワード集 2020からの出題率
キーワード集以外からの出題(下記3問)
・問題No.18(情報管理) 無線航空機(ドローン)
・問題No.21(情報管理) Society5.0
・問題No.37(社会環境管理) 気候の長期的傾向

よって、キーワード集からの出題率は、37÷40=92.5% であった。

 

3.設問1つの中に複数のキーワードが選択肢としてあるので、関連するキーワードを意識して、覚えることが択一試験対策には有効ということになります。

※1つ1つのキーワードを確実に暗記するのではなく、関連キーワードをグループ全体を1つの纏まりとして大体こんなものであることとして覚えることが大事です。 

 

下表は、1つの設問当たり出てきている複数のキーワードが問われていることを表しています。

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4.勉強方法

(1)出題傾向のデータを分析して、頻出キーワードを抽出することによって、覚えれば効率的だと思いがちです。

この方法で問題となるのは、出題形式になっていないキーワードの意味を暗記しているに過ぎないことです。このため、上記1で書いてある出題形式になっていないので、

・「最も適切なもの」(他の選択肢は間違い)を選ぶ問題
・「最も不適切なもの(最もそぐわないもの)」(他の選択肢は正しい)を選ぶ問題

という非常に紛らわしい問題で間違ってしまうことにつながります。

(2) 上記を改善する方法

頻出キーワードを辿って、過去問をさかのぼって確認していく方法があります。

10年程度の過去問を遡れば十分です。このことによって、出題形式になった頻出キーワードを覚えていくことが可能になります。

 

(作成:2020年10月4日、最終更新日:2021年5月8日)