総監筆記不合格分析をする場合、
成績表 判定【B】
といったことを分析することは、非常に難しいと思った方がいいです。
総監の場合、合格基準は、
・択一問題(50点)
・記述式問題(50点)
を合わせて、6割以上と公表されている。
ここから、判定基準により、
A:60%以上(合格)
B:40%以上~60%未満(不合格)
C:40%未満(不合格)
なので、「B:40%以上~60%未満」で不合格だったということになる。
では、「択一問題」と「記述式問題」の点数がどうだったか? ということを想定する作業をしてみると、次のようになる。
日本技術士会のホームページに択一問題の正答が公表されているので、これで採点できる。
・択一問題 正答(自己採点結果)は、21問だったので、21/40=52.5%
よって、50点×52.5%=26.25点となる。
ここから、合格基準点の60点から試算すると、
・60点以上:60-26.25=33.75点
→33.75点/50点=67.5%以上
・40点以上:40-26.25=13.75点
→13.75点/50点=27.5%以上
なので、
記述式問題の得点は、27.5%以上~67.5%未満であったとの推定になります。
そんなに悪かったの?? って感じもしますね。
ようするに、ABC評価では、幅があり過ぎて解りづらいですね。
やはり、個人情報請求で、ABC評価の元になる点数情報を入手することは、大変参考になり、今後の行動には有益ということになります。
(作成日:2019年9月28日)