技術士受験に関するブログ

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まだまだ先は長いので、今できることをしておこう

令和元年度技術士第二次試験が2019年7月14日(日)~15日(祝日・海の日)に実施されてた。

 

1.午前中の(必須科目Ⅰ)が新制度で記述式に変更された影響 

 15日に実施された一般技術部門(総監を除く)では、今回から新試験制度で、従来のマークシート方式の択一式問題がなくなって、記述式問題に変更された。

この為、マークシート方式問題のように、解答が1つであり、直ぐに自己採点し易い昨年度試験までは、60%以上正答が得られたかによって、出来不出来が直ぐに解った。

この60%以上によって、午後の論文が採点されるか、されないかの分かれ道だったので、筆記試験の合否判断の第一ポイントであった。

これに対して、今回からは記述式なので、答案用紙のマスを埋めたので、何となく合格判定基準の60%以上【A判定】の評価は、得られるものと、ニヤニヤしている人も多いことだろう?

 評価については、試験委員が厳正な評価をするので、筆記試験合格発表日の10月29日(火)の結果を待つしかない。

 

2.まだまだ先は長いので、今できることをしておこう

(1)前置きとして、2パターンの受験者像

 筆記試験合格発表日の10月29日まで、約3ヶ月以上ある。上に記載したように、ニヤニヤしている人は早く結果が出て欲しいものであるが、本当にこの約3ヶ月間は長過ぎると思う。

反対に、準備不足や論文の書き方練習をしてこなくて、ぶっつけ本番で、白紙同様の答案用紙を提出せざるを得なかった人にとっては、もう、気分を切り替えて、次年度の計画を始めやすい。

 

(2)ニヤニヤしている人以外も含めて、午後の(選択科目Ⅲ)の論文は、復元しておくことをおすすめします。

 その理由は、下記のように、口頭試験において、試験官の手元資料として準備されていて、答案について追加質問もあることもあるからである。

 また、来年度にリベンジする人にとっては、現状の論文記載能力の記録となり、各種講座(有料、無料)の参考資料としては、有効だと思います。

 ・試験中に、必死に余白に書き写すことが一番再現性が高いが、試験時間からは難しいかもしれない。

 ・試験後できるだけ早く、原稿用紙に再現することをおすすめする。

 ・骨子→内容を再現する。

 ・筆記試験合格発表を見てからだと、試験問題の余白書いたメモ程度しか残っていないはずなので、箇条書き程度の再現になってしまうのではないかと思う。合格発表日から、約1ヶ月後には、口頭試験が始まるので、筆記試験の答案はどうだったかということを再現するよりは、別なことに時間を割きたいはずである。

 

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(作成:2019年7月16日)