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口頭試験の合格率が低い機械部門の謎を探る(H29年度)

ネタ「口頭試験の合格率が低い機械部門の謎を探る」として、H29年度の結果を踏まえて、推定がどうなったかを考察(反省)してみます。

 

【推定】

機械部門は、他の技術部門よりも口頭試験の合格率が低いように見えるので、統計データのトレンドを作成してみました。

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平成19年度からのトレンドの場合、平成20年度以降と合格者数が極端に違う。

そこで、平成19年度をマスクしてみれば、合格者は、大体210~230名の範囲になるようである。

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想定?域を脱しないが

筆記試験の問題が易しいのか? → 筆記試験の合格率が高い

その為、口頭試験で厳しく評価点を採点 →合格者数は、大体210~230名になるように調整? → 口頭合格率が低い

 

【結果】

合格者は、大体210~230名の範囲になるようである。

 ↓

結果 243名(対受験者合格率20.6%)であった。

 

【考察】

 受験者が前年度と比べて、+132名増えたが、最終合格比率は、▼1.0%落ちた。

また、口頭試験合格率も76.9%であり、+0.8%上がった。

考察と言っても、これまた想定の域を脱しないが、230名→243名(+5.7%増)なので、口頭試験を考慮して合否判定ボーダーラインの受験者を合格とした?(不正確な情報)

 

いずれにしても、機械部門は、他の技術部門に比べて、厳しい合否判定をしているようである。