技術士受験に関するブログ

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あなたはどんな技術者? 【口頭試験の準備に入る前に】

あなたはどんな技術者?

色々なタイプがあると思いますが、筆記試験ではマークシートや書いた物で採点されていたので、どんな技術者だったとしても、採点は公平に行われていると考えます。

一方、口頭試験は、試験管(試験委員)と受験者の人と人の受け答えによる試験になります。

容姿風貌、声、喋り方、社歴、職位、・・・・と色々な情報から、試験管は質問内容をアレンジして変えてくること想定しておく必要があります。

したがって、口頭試験の体験レポートを見て、参考にすることは非常に参考になりますが、注意することは、体験レポートを書いた受験者ならではの受け答えが通じる場合だったケース(パターン)だったと辛口に見ておく必要があると思います。そんな訳で、【自分を考えて、試験管からはどう映っているかを考えて】どんな対応を考えておく方が望ましいのかを以下に書いてみました(参考にならないかも?)。

合格させる目的の儀式?(決して落とすための試験ではない)の口頭試験で、もし自分が試験管になったら、どんな質問をするか?を考えみるといいと思います。

 

【受験者のパターンとその対応】

1.受験資格の4年間、または、7年間の実務経験が丁度ある。

→業務経験は浅いので、「技術士としての考え方が正しい」ということをアピールすること。

 

2.10年以上、同じ業界で仕事をしているので、それが実務経験。

20年、30年も同じグループ会社内に所属している人もいるでしょう。

→ 実務経験は問題ないので、会社以外のことも必要。

色々な業界団体、委員会などを経験しているとか。技術発表をしているとか。そんなことを織り交ぜる。但し、守秘義務に触れないように注意しているような内容にする。

 

3.部下がいない平社員である。

→専門技術でアピールしがちですが、それに加えて、指導的な業務をこんなところでしていますとか事例を挙げるといいと思います。得意分野なので、しゃべり過ぎて墓穴を掘らないように。

また、試験管もお客様だと思って、技術内容で論破しないように、ケンカしてはいけません。

 

4.管理職ではあるがプレーイングマネージャーで自ら動く。

→プロジェクトとと自分の役割で技術士として、どのようなポジションや仕事のやり方が望ましいのか?(回りくどい言い方ですが、全てを自分でやる必要はないということ。)

例えば、自分のCPDをやっている場合でも、部下にそれを広めていくか。そんなことも織り交ぜる。

 

5.管理部門で、会社内の組織管理を中心としてしている。

→現場で培ったならではの内容を織り交ぜることは当然。

現場との接点は今どうしているのか? 全くないということはないと思う。

 

6.元は技術部門であったが、今は営業部門で仕事をしている。

そんなもので業務経歴の詳細として、10年以上も前の業務を書いているケース。

→今の業務でどのように役立っているか?

それは技術的に古いとか言われても、目新しい技術ではないが、創意工夫をすれば、まだまだ使える記述であることをアピールする。